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いい医者にかかりたい、ヤブ医者にはかかりたくない――。誰もがそう望むが、医療の専門家ではない私たちが見分けるのは至難の業だ。そこで ... ぼんやりと頭の片隅に潜んでいた記憶が蘇った。 「ねえねえ、工藤家には自殺した人なんていないよね? 」 祖母のヤスに尋ねたのは、私が小学校の五年生くらいのときのことだった。 母方の祖父母は東京の両国で写真館を営んでいた。母はそこの一人娘で、他に四人の男の兄弟がいた。 幼い頃に母の実家を訪ねると、いかにも下町らしい活気に満ちた空気が漲っていた。戦後の復興と共に江戸っ子も息を吹き返したようで、誰もが早口で喋り、みんな家の中でも小走りだった。叔父たちは冗談をいい合っては大声で笑う。写真館の前の路地には三味線の音色が流れてきたりしていた。 ある日、黒いワンピースを着た母に連れられて両国へ行った。すると祖母が悄然とした顔で居間にぽつねんと座っている。 とても仲良くしていた近所の奥さんが前日の朝、「助けて、助けて下さい」といって写真館に飛び込んできた。まだ十九歳の息子さんが自分の部屋で自殺をしていたのである。 薬学を専攻していたので、きちんと致死量の睡眠薬を服用して亡くなった。前の晩までは普通の様子だったので、まさか自殺するなどとは誰も想像だにしていなかった。 私も死んだお兄さんとは顔見知りだったので子供ごころに不思議だった。若くて健康で優しいお兄さんが、どうして自分で死んじゃったのだろう。 祖母にも母にも、その理由はわからなかった。実の母親でさえ、息子が命を絶った原因は思いあたらないと泣いていたそうだ。 しかし、人間はある日突然、自殺をすることもあるのだと知って、私は初めて大人の世界を垣間見た気がした。複雑でよくわからない混沌とした世界だ。 だから、祖母に尋ねたのである。まさか工藤家には自殺した人なんていないよねと。 「それがね、いないってわけじゃないんだよ」と、祖母は歯切れの悪い答え方をした。 「おばあちゃんのね、叔父さんが若い頃に自殺をしたんだよ。これは誰にも話したことはないんだけど。そう、おじいちゃんは知ってると思うけど、もう大昔のことだよ。おばあちゃんも子供だったから、よく憶えてないんだけど、なんかね、もしかして目が見えなくなるかもしれないって医者にいわれて、神経衰弱みたいになって、首を吊ったか手首を切ったかしたんだよ。とにかく自殺をしたんだよ」 祖母は困ったように下を向いた。余計なことだから、誰にもいうんじゃないよと小声でつけ加えた。 「へえー」といって私は黙り込んだ。 底抜けに明るい工藤の一族にも自殺をした人はいたんだ。それは思いがけない重みを持って私のこころに残った。しかし、祖母のいいつけを守って、それ以後は一度も親戚の前で自殺を話題にはしなかった。 この原稿を書こうと思い立ったとき、あのときの祖母の言葉が、はっきりと記憶に蘇った。それまでは完全に忘れ去っていたのだが、自殺という言葉が身近になったときに、急に鮮明に思い出された。 あれは平成二十三年の十二月十五日だった。東京・白金の北里研究所病院の十階にある総合内科の病室で、私は大声で叫んでいた。 「違います。絶対に違います。だって自殺しようと思ったことなんて一度もありません。家族にも親族にも自殺した人は一人もいません。だから絶対に違います」 この三日前に私は救急車で病院に搬送された。突然、呼吸が出来なくなり、眩暈がして手足が痺れて動けなくなった。何かあったらいつでもいらっしゃいといわれていた三鷹のL大学病院の副理事長のM先生に電話をして、症状を話したら「今日はうちの緊急外来は混んでますから、いらして頂いても二時間くらいお待ち頂きますね。えっ? 次
「いい医者」と呼ばれる人は、図や模型を使って丁寧に説明してくれたり、臨床検査のデータも何を意味しているのか細かく教えてくれることが多いです。 入院して検査ですか? それは医師の判断によりますからお約束できませんねえ」ゆっくりと穏やかにM先生は答える。 ああ、そうだ、たしかこの病院には十一月十日に、やはり緊急外来に駆け込んだのだが、さんざん待たされて、ようやく診察してくれた若い医師からは思い切り迷惑そうな顔をされ、結局原因がわからぬまま帰されたのだった。 それなのに、また助けてもらおうと思う方が間違いだった。荒い息をぜーぜーさせながら、「わかりました。有難うございました」といって電話を切ろうとしたら、自身も医者で緊急外来の責任者でもあるM副理事長は「たとえ救急車でいらしたとしても、今日はお待ち頂きますよ」と付け加えた。返事もそこそこに私は電話を切った。 そうだ、救急車を呼ぶしかない。しかし間違ってもL大学病院へは行くまい。夫に一一九番に電話をしてもらっている間、私は必死になって考えていた。 どうしよう。どこに行こう。このままだったら死んでしまうかもしれない。 ああ、やっぱり北里研究所病院だ。あそこならきっと入院させてくれる。邪険に患者を追い返したりはしないだろう。でも、断られるかもしれない。そうなったら大作昌義先生に電話しよう。先生は外科医だけど、きっと患者を見捨てたりはしないだろう。 そうこうしている間に救急車は到着した。かかりつけの病院はありますか? 次
「あの先生は教授だから安心」「いつも混んでいるからいい先生」・・・・・・その医者選び、間違いです。一体、いい ... Q7 大学病院などでは2回目以降の治療から別の医師が担当するケースがあるのはなぜか?「大学病院というのは、診療機関であると同時に教育機関であり、研究機関でもある。ですから、中心になる先生がいて研修医や医局員などで1つのチームを作り、トップの先生が治療方針を立て、次回からこういうステップに入るから次はあなたが担当しなさい、となります。2回目から担当医師が代わるのは、そんな理由からなんです」Q8 2〜3歳頃までに口内に虫歯菌が入らなければ、一生虫歯にならないという説は本当? 「確かに、産まれたての赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。とはいえ、その後、お母さんとの接触などにより感染するもので、100%防ぐことは不可能です。ですから、できるかぎり虫歯菌が入ってくる時期を遅らせてあげるよう、心がける。で、虫歯菌がいるからイコール虫歯になるのではなくて、虫歯菌がいても砂糖のとり方に気をつけたり、ブラシのしかたを学んで実行しておけば、虫歯にならないということを教育すべきですね」Q9 歯科医はなぜ「痛みがない親知らず」を抜くことを勧めるのか?「親知らずは痛みがなく自覚症状がない場合も、骨の中に潜っていて、周囲の歯を手前に押してくると、かみ合わせが狂ってくる場合があります。ただ、痛みなど急性の症状を起こしている場合は、炎症を広げてしまうため、抜くことができないので、抜くのであれば痛みがないうちに、ということになります」Q10 いい歯科医院と悪い歯科医院とを見分けるポイントはどこにありますか?「いくら一生懸命歯を磨いても、そのあとにあんパンばかり食べていたら、虫歯や歯周病になるリスクは高くなるように、歯の病気は生活習慣が原因。ですから、そこを正していかなければなりませんが、そこにポイントを置いて丁寧に説明できる医師がいる病院は『いい歯科』ですね。一方、悪い歯科は治療技術が低いだけでなく、説明しない、あるいは説明不足の歯医者がいる病院。まずは、そこを見極めてください! 次
8月23日放送のゲンキの時間で放送されていたのはドクター100人に聞いた、いい医者の見分け方が放送されていました。一般人ではいい医者を見分けることはなかなか難しいです。病院の外から見るのと中から見るのでは全然違うからです。今回いい医師の見分け方を教えてくれるのは、日本医学 ... 次
いい歯科医師、歯科医院選びのポイントについて思いつくものを挙げてみたところ、14項目ありました(後述)。このうち、私が特に大事だと ... 次
精神科の医者は当たり外れが激しいので、嫌な医者に当たってしまってもめげずに次の医者を探しましょう。 何人かの医者に診てもらうことでいい医者と悪い医者の違いがなんとなくわかってくるようになります。 次