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セレコキシブ

セレコキシブ錠100mg「KN」の基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添... 2020年6月新発売のジェネリック医薬品(ダウンロードあり) | おじさん薬剤師の日記

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セレコキシブ錠100mg「KN」の画像 作用と効果 炎症部位のシクロオキシゲナーゼ-2を選択的に阻害しプロスタグランジンの合成を抑えることにより、消炎・鎮痛作用を示し、炎症や痛みを和らげます。 一般名ジクロフェナクナトリウム(商品名 ボルタレンなど)をはじめNSAIDsによる腎障害の発生機序のひとつとして、プロスタグランジン(PG)合成の抑制が考えられています。PG合成が抑制されると、腎血流量が減少し、ナトリウムの再吸収や抗利尿ホルモン作用が亢進することなどによって、ナトリウムおよび水分が貯留します。その結果、尿量が少なくなり、顔や手足が浮腫むなどの症状や、それに伴う体重増加がみられます。また、NSAIDs投与により、レニン、アルドステロンの分泌が抑制され高カリウム血症をきたす場合もあります。 過去3年間で民医連副作用モニターに報告のあったNSAIDsによる腎障害の重篤度2、3のものは7件。うち、カリウム上昇を伴うもの4件。被偽薬の内訳は、一般名ロキソプロフェンナトリウム(商品名 ロキソニンなど)6件、ジクロフェナクナトリウム2件でロキソプロフェンはいずれも180mg分3で投与されており、ジクロフェナクナトリウムでは75mg分3 1件、屯用1件となっています。高齢者への投与は6件、50代の1件では身長170cm 体重43.6kgとかなりの痩せ形で服用翌日にクレアチニン(Cr)0.86→1.48と急上昇しています。発現期間は1~2ヶ月以内で、ロキソプロフェンは翌日~1週間以内が4件、2ヶ月以内が1件でロキソプロフェンでは早期に発現する事が多いですが、ジクロフェナクナトリウムでは服用後少し経過したのちに発現しています。 カナダのJewish General HospitalのFrancesco Lapi氏らによるコホート内症例対照研究:ネステッドケースコントロール研究(Nested Case-Control Study)の結果、降圧薬であるARBまたはACE阻害剤、利尿剤およびNSAIDsの3剤併用療法は、急性腎不全のリスクを増大することが報告されました。『2剤併用療法では急性腎不全のリスク増加と関連しておらず、一方で、3剤併用療法は、急性腎不全の発生率増加と関連しており(発生率比1.31,95%信頼区間1.12~1.53)、併用療法開始から30 日以内のリスクが最大(1.82,1.35~2.46)でした。降圧薬は心血管系にベネフィット(効能)をもたらすがNSAIDsを同時併用する場合は十分に注意が必要である』としています。過去3年間に当モニターに寄せられた、NSAIDsによる腎障害の報告では、利尿剤の併用は2例〔うち1例は一般名スピロノラクトン(商品名 アルダクトンなど)〕、ACE阻害剤1例、なし3例、不明1例で、3剤併用例はありませんでしたが、今後も引き続き注意が必要です。 ALLHAT(Antihypertensive and Lipid-Lowering Treatment to Prevent Heart Attack Trial)試験〔冠動脈心疾患(CHD)のリスク因子を有する高血圧患者において,Ca拮抗剤、ACE阻害剤による降圧療法が利尿薬による治療よりもCHDあるいは心血管疾患(CVD)を抑制するかを検討した試験〕以降、利尿剤が見直され、高血圧ガイドラインなどでもレニン・アンジオテンシン系降圧剤と利尿剤の併用が推奨されています。最近ではARBと利尿剤の配合剤も多用されるようになり、これら3剤を併用する患者や、常時2剤を併用しており3剤目(通常NSAIDs)が追加される患者も増えていると思われます。豪州ADRAC(Adverse Drug Reactions Advisory Committee:医薬品副作用諮問委員会)では、「ARB・ACE阻害剤、利尿剤およびNSAIDs(COX-2阻害剤を含む)の組み合わせをできる限り避け、高齢者や腎機能障害のある患者についてARB・ACE阻害剤とNSAIDsを使用する場合は細心の注意を払うべき」としています。 2011年1月より、鎮痛で使用する場合の、アセトアミノフェンの高用量使用が可能となりました。150~250mg/kg以上のアセトアミノフェンの経口投与では肝細胞壊死が起こる可能性があり、500mg/kg以上では高確率で発生すると言われています。とくに、アルコール常用者、栄養状態の悪化、肝代謝酵素であるCYP(チトクロームP)2E1誘導薬との併用でリスクは高まるので注意が必要です。このように、アセトアミノフェンの高用量使用では肝障害に注意が必要であり、定期的な肝機能検査が推奨され、アセトアミノフェンを含む薬剤との併用を避けるよう警告として追記されました。高用量使用例も増えてきており、また、アセトアミノフェン配合剤であるトラムセット(一般名アセトアミノフェンとトラマドール塩酸塩の2剤配合薬)との併用によって気づかないうちにアセトアミノフェンが高用量で使用される機会も多くなってきています。 過去3年間に民医連副作用モニターに寄せられた、アセトアミノフェンによる肝機能障害の報告は5件。1200~1500mg/dayを定期服用している例や、200~400mgを屯服している例でも発現しており、年齢は60代~80代で70代が3例と最も多く、アセトアミノフェン単独での症例はなくいずれも他の被偽薬による可能性も十分に考えられる症例でした。アセトアミノフェンがより高用量になりやすいトラムセットでは、当モニターに挙げられた副作用症例では、アセトアミノフェンとして325~2600mg/dayまで使用されていましたが、肝障害は0件でした。添付文書に記載されている使用量を遵守し(最大4000mg/day、100mg/kg程度)、定期的な肝機能検査を行っていけば消化器障害、腎機能障害、血小板機能などの影響でNSAIDsが使用できない場合に安全に使用できる薬剤と考えられますが、総合感冒薬やトラムセットなど、アセトアミノフェンの合剤との併用は警告となっており、市販の風邪薬にも含まれていることから併用によって過量にならないよう患者への十分な指導と注意は必要となります。 NSAIDs不耐症・過敏症とは、NSAIDs全般に対する過敏症状を指し、蕁麻疹型と喘息型に分かれます。NSAIDs不耐症・過敏症の喘息型がいわゆるアスピリン喘息にあたりますが、一般名アスピリン(商品名 バイアスピリンなど)だけでなくNSAIDs全般に注意が必要です。アスピリン喘息では、気管支喘息が基礎疾患としてあり、NSAIDsで非常に強い喘息発作と鼻症状が誘発されるのが特徴です。アスピリン喘息は、内服だけでなく外用剤でも起こり得ます。これらを含む外用剤は多用され、市販薬も多く売られていますが、喘息発作が誘発されることには注意がおろそかになりがちですので患者指導が必要です。 過去3年間に当モニターに報告されたNSAIDsによる喘息発作は9件で、うちアスピリン喘息と思われるものは9件(ジクロフェナクナトリウム坐薬1件、ロキソプロフェン6件、一般名イブプロフェン(商品名 ブルフェンなど)1件、アセトアミノフェン1件でした。 症例1)喘息患者。右脳出血発症。加療中に軽度~中等度の喘息発作あり。約2ヶ月後胃瘻増設し増設部の圧痛のためジクロフェナク坐薬使用。約1時間後に喘鳴と呼吸苦出現。サルタノール1吸入にて10分後喘鳴消失。翌日痛み止めの使用にて喘息発作が起こることがあると聞き取り。 症例2)喘息患者。約10年前に近医で処方された風邪薬で心停止、挿管の既往あり。痛みによりロキソプロフェン処方。疑義照会にて今までにNSAIDsの処方歴なく、禁忌項目やアレルギー(記載)なしと確認。ロキソプロフェン服用し約1時間半後に呼吸苦・結膜充血出現しサルタノール使用するも改善せず救急受診し入院となった。 民医連副作用モニターへのケトプロフェン貼付剤による副作用報告は、テープ剤による接触性皮膚炎20件、光線過敏症17件、急性腎不全1件(セレコキシブ、ロキソプロフェン併用)、浮腫2件、色素沈着1件、パップ剤による接触性皮膚炎1件、光線過敏症5件〔うちヒドロクロロチアジド(ニュートライドなど)との併用1件〕と報告件数はテープ剤の方が多くみられました。メーカー報告でもテープ剤の方がパップ剤より副作用報告件数は多いようですが、金額で比較した場合の売上げ自体、テープ剤はパップ剤の10倍となるため使用量がかなり異なる事もその理由のひとつかもしれません。光線過敏症のうちチアジド系利尿剤の併用は2件で、併用した方が発現しやすいというデータまではありませんが、チアジド系薬剤のようにその薬剤自体が光線過敏症の発症リスクが高い薬剤の併用時は特に注意が必要かもしれません。接触性皮膚炎や光線過敏症のようによく知られている副作用以外に急性腎不全や浮腫、色素沈着も報告されています。光線過敏症に関しては貼付部位が日光に当たらないようにすることや日焼け止めの使用等が予防策として推奨されていますが、洋服等で直接日光が当たっていない場合でも発症している例があることや、メーカーでは使用中止後4週間は引き続き注意することとしていますが、4週間以上、数ヶ月後に症状発現している例もありますので4週間以降でも起こる可能性があります。 セレコキシブは、シクロオキシゲナーゼ(COX)のうち、炎症組織に誘発されるCOX-2選択的阻害剤です。その主な副作用として、ショック、過敏症状、消化器症状、肝臓、腎臓、血液系の障害、重い皮膚症状が報告されています。海外では、COX-2選択的阻害剤の投与が、心筋梗塞、脳卒中などの重篤で場合によっては致命的になる血栓塞栓性疾患のリスクを増大させ、そのリスクは投与期間とともに大きくなると言われています。 民医連副作用モニターへ5年間に寄せられたセレコキシブの副作用は、湿疹・発疹など43件、発赤・紅斑18件、掻痒感21件、スティーブンス・ジョンソン症候群(皮膚粘膜眼症候群)1件、多形浸出紅斑1件、その他皮膚症状3件、浮腫6件、急性腎不全1件、腎機能低下1件、間質性腎炎1件、肝機能障害1件、間質性肺炎1件、食欲不振3件、胃部不快感3件、胃痛5件、消化管穿孔1件、出血性胃潰瘍2件、胃潰瘍1件、食道潰瘍1件、汎血球減少1件、好中球減少1件、その他34件 が報告されています。腎障害は70代、80代各1件で用量は200mg/day、発現期間は、急性では2週間後、もう1件は1年5ヶ月後の発症でした。心筋梗塞や脳卒中などの報告はありませんでした。 セレコキシブはCOX-2選択的阻害という特徴より消化器症状が出にくいとされ、その点では他のNSAIDsより使いやすいとされていますが、当モニターでは消化管穿孔や出血性胃潰瘍など重篤な消化器障害の報告もあり、消化器症状について安全に使用できる薬剤とは言い切れません。腎障害は投与量により起こりやすくなるとも考えられ、当モニターへの報告例のほとんどが高齢者でした。セレコキシブは高齢者や腎機能低下患者に使用する場合の減量基準などありませんが、投与量、投与間隔等注意が必要かもしれません。消化器症状は直接刺激作用とプロスタグランジン阻害作用から起こると考えられます。当モニターへの報告での重篤な消化器症状例は高齢者に通常量もしくは80代女性に300mg投与された例などでした。セレコキシブの副作用の中で最も多くみられた副作用は皮膚症状で、スティーブンス・ジョンソン症候群や多形浸出紅斑など重篤な報告もあるので注意が必要です。副作用を回避するためにも、添付文書に記載されているように、最少有効量を可能な限り短期間に投与し、漫然と長期に使用しないことが重要です。 症例2)70代女性 148cm 48kg 腎不全の既往なし 胸椎圧迫骨折にてセレコキシブ200mg/日開始〔併用薬:オルメサルタン メドキソミル(オルメテックなど)、アムロジピン ベシル酸塩(ノルバスクなど)、アルファカルシドール(ワンアルファなど)〕。投与18日目BUN:51.9、Cr.:1.93、K:6、腎不全を疑い投与中止。中止4日目BUN:90.5、Cr.:3.32、K:7、アーガメイト開始。中止11日目で検査値正常化。もともとの疾患で腎不全はありませんでした。 全日本民医連では、加盟する約650の医療機関や350の保険薬局からのデータ提供等を背景に、医薬品の副作用モニターや新薬評価を行い、およそ40年前から「民医連新聞」紙上(毎月2回)などで内外に情報発信を行ってきました(下記、全日本民医連ホームページでご覧になれます)。今般、【薬の副作用から見える医療課題】として疾患ごと主な副作用・副反応の症状ごとに過去のトピックスを整理・精査し直してまとめ連載していきます。 ◎その他の副作用関連記事は下記からご覧いただけます。 https://www.min-iren.gr.jp/?

セレコキシブ - Wikipedia サンド製品検索|サンド株式会社

セレコキシブ

セレコキシブ(Celecoxib, 日本における製品名:セレコックス)は、非ステロイド性消炎・鎮痛薬(Non-steroidal anti-inflammatory Drugs:NSAIDs)であり、100mgと200mgの錠剤がある。セレコキシブは、COX-2を選択的に阻害することを目的にドラッグデザインされ、日本でCOX-2選択的阻害剤としてカテゴライズされている唯一の薬剤である。セレコックスは日本ではアステラス製薬が ...

セレコキシブ錠「サワイ」(セレコックスのジェネリック医薬品)|新... 【新連載】6.非ステロイド性鎮痛消炎剤 (NSAIDs)の注意すべき副作用 – 全日本民医連

セレコキシブ

非ステロイド性消炎・鎮痛剤(cox-2選択的阻害剤) セレコキシブ錠「サワイ」 1 錠剤に「成分名」、「含量」を両面印字 錠100mg

医療関係者向け情報:セレコキシブ錠100mg「サンド」|サンド株式会社 セレコックスとロキソニンの違い【作用機序・即効性・持続性】 | 「現役薬剤師が運営」お薬情報サイト

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セレコキシブ錠100mg「サンド」 一般名(成分名) セレコキシブ

医療用医薬品 : セレコックス - KEGG セレコックス特許、知財高裁で敗れる -特許庁の審決を逆転- - Darts-ip

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セレコキシブは、炎症局所に誘導されるcox-2を選択的に阻害し、cox-2由来のプロスタグランジン類の合成を抑制することにより、消炎・鎮痛作用を示すと考えられる。

セレコックス(セレコキシブ)の作用機序:消炎鎮痛剤 副作用モニター情報〈333〉 セレコックス(セレコキシブ=非ステロイド性消炎・鎮痛剤)の副作用と注意点 – 全日本民医連

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セレコキシブ(商品名:セレコックス)はcox-1を阻害せず、cox-2だけを選択的に阻害します。これにより、従来のnsaidsで問題となっていた副作用を回避しながら抗炎症作用を示すことができます。

セレコックス錠100mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|... 日本薬品工業株式会社 | セレコキシブ錠100mg「ケミファ」

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2.変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頚肩腕症候群、腱・腱鞘炎:セレコキシブとして1回100mgを1日2回、朝・夕食後に経口投与する

セレコキシブ〈セレコックス錠〉のAG発売!薬価比較や発売日まとめ ...

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セレコキシブの伝わるフォント 包装(小函、PTPシート)にユニバーサルデザイン使用の「つたわるフォント」を採用することで、誤認防止と低視力状態に対応できるように可読性を高めています。

【2020年】痛み止め「セレコックス」と「ロキソニン」の違いとは?【...

セレコキシブ

セレコックス(セレコキシブ) セレコックスの主成分はセレコキシブになります。 セレコックスは、ロキソニンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が胃を荒らす副作用があるということから、それを改善するために開発されたお薬になります。